1994年にアメリカで公開、第67回アカデミー賞において7部門にノミネートされたヒューマンドラマ『ショーシャンクの空に』についてです。
とても人気のある本映画ですが、ラストシーンに関して気になることが多いのも特徴ですね。
- ショーシャンクの空にのラストは結局どうなった?
- ショーシャンクの空にのアレン・グリーンとは誰?
それでは『ショーシャンクの空にのラストはどうなった?アレン・グリーンとは誰?』と題して見ていきましょう。
ショーシャンクの空にのラストはどうなった?
ショーシャンクの空に鑑賞
恥ずかしながら初鑑賞。どんな残酷なでも友がいて希望がある。観終わった後の虚無感がものすごい。ほっこりするようなやりとりは塀の外に対する不安との対象だったのかな?って思った。主人公だけでなく、他のキャラにもしっかりと感情移入することができた貴重な作品。 pic.twitter.com/VY6S5sBUCk— (@mark_dosey) May 26, 2020
ここではショーシャンクの空にのラストシーンに対して、簡単にまとめていきたいと思います。
アンディの脱獄
ティム・ロビンス演じる主人公「アンディ・デュフレーン」は、鉱物標本用の小ハンマーを使用し、何年も掛かって独房に貼ってあった「ポスター」の裏に穴を掘り続けます。
ある嵐の夜、その掘った穴から外へ。
下水パイプに辿り着き、雷が鳴るのと同時に岩でパイプを叩き割り、その下水の中を経由して刑務所からの脱出に成功する。
この時、アンディは下水パイプの中をほふく前進で進んでいくのですが、その距離は約1kmでした。
下水を経由して外に出たアンディは用意してあったスーツと皮靴を着用。
通帳を持って銀行に向かい、長い間刑務所長の「裏経理」で貯めた、不正蓄財のほぼ全てを引き出します。
その際の名義は、身バレしないように架空口座の名義や身分証明書を用意していました。
同時にマスコミにも「サミュエル・ノートン刑務所長」の不正・横暴・殺人の内容を告発して、ショーシャンク刑務所の「闇」が明るみに出るように仕向けます。
この時のショーシャンク刑務所の騒ぎに尻目に、アンディはメキシコへと逃れることになります。
レッドの仮釈放と再開
一方、刑務所内で、親交の厚かったモーガン・フリーマン演じる「レッド」。
30年の服役期間を経て仮釈放が認められます。
レッドは服役中、アンディからの以下のように言われていました。
「もし仮出所が決まれば、バクストンという場所の黒曜石を調べてくれ」
その場所はアンディが妻にプロポーズをした思い出の場所だと告げていましたね。
アンディからの情報もとに、約束の場所に辿り着いたレッドは彼からの手紙を発見します。
■アンディの手紙
- 「レッド、希望は良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない」
- 「僕の計画を助けてくれる人間が必要なんだ。君を待ってる。チェス盤も用意した。レッド、希望は良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。君がこの手紙を見つけ、元気であって欲しい。アンディ」
この手紙を受けて、レッドは彼の待つ海辺の町に向かい、再会を果たすという結末ですね。
二人が再開を果たす海
ラストシーンでアンディとレッドが再開を果たす、青く綺麗な海のシーンがありますが、あの場所はどこなのでしょうか?
その場所は、
U.S. Virgin Islands (final scene)
のようです。
アメリカ領ヴァージン諸島(西インド諸島にあるアメリカ合衆国の保護領)なので、
カリブ海になるんじゃないかと思います。
ちなみに画像はこちらです。
副反応まあまあしんどいけれど寝られもしないので、久々に大好きな映画『ショーシャンクの空に』を。連なる言葉と海の青さと笑顔で泣いてしまう。 pic.twitter.com/wm9X80o67h
— ツカポン (@tukaponn49) April 1, 2022
ショーシャンクの空にの「アレン・グリーン」とは誰?
ショーシャンクの空に のラストシーンと言えば、エンドロールの前に表示される「アレン・グリーン」という人物ですね。
この人物は誰なのか、気になる人も多いと思います。
調査をしてまとめてみました。
映画のラストに「アレン・グリーンを偲んで」と表示
録画しておいた「ショーシャンクの空に」。前に観たのは20年ほど前。アンディが脱獄にかけた時間。思い出した場面あり、初めて観たように思う場面あり。アレン・グリーンは記憶からこぼれ落ちていた。また20年経った頃に観てみたい。 pic.twitter.com/hRqKqlehvq
— 脚本家・今井雅子@「失恋めし」配信中❤️ (@masakoimai) May 24, 2016
ショーシャンクの空にのラストのエンドロールでは、
「IN MEMORY OF ALLEN GREENE(アレン・グリーンを偲んで)」
という表示が出ます。
この突然のメッセージに、関係スタッフが撮影中に亡くなった? 出演した俳優?女優?
などなど、様々な噂が飛び交ったようです。
実際のところは誰なのでしょうか?
アレン・グリーンはフランク・ダラボン監督の親友
アレン・グリーンさんはショーシャンクの空にの監督「フランク・ダラボン」さんの親友であることがわかっています。
彼はこの映画の製作途中に亡くなっていたようですね。
アレン・グリーンさんはフランク・ダラボン監督の親友であると同時に、
ショーシャンクの空にのエージェント(芸能事務所担当者)をしていた人物でした。
映画の完成前に亡くなられていたこともあり、そのために、映画のエンドロール直前に追悼の意を表明していると言われています。
まとめ
今回は『ショーシャンクの空にのラストはどうなった?アレン・グリーンとは誰?』と題してまとめてきました。
最後にもう一度振り返っておきましょう。
■ショーシャンクの空にのラストは結局どうなった?
- アンディは脱獄し、レッドは仮出所が決まる。
- 最後、二人は海辺で再開を果たす。
■ショーシャンクの空にのアレン・グリーンとは誰?
- 監督「フランク・ダラボン」の親友で、同映画のエージェント
- 映画完成前に亡くなられており、追悼の意味も込めてエンドロール直前に表示
それでは最後までお読みいただき、有難うございました。