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甲子園の春と夏の違いはなに?プロ野球との違いも紹介!

甲子園の春と夏の違いはなに?プロ野球との違いも紹介!

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第103回全国高等学校野球選手権大会、いわゆる「夏の甲子園」が2021年8月9日(月)から開始されました。

高校野球としては春と夏の2回大会がありますよね。

その春と夏の甲子園には違いがあることはご存知でしょうか?

この記事では、春と夏の甲子園の違いとそれぞれの見どころに関しても紹介していきたいと思います。

また高校野球とプロ野球の違いというのも意外に知られていません。

併せてプロ野球との違いに関しても紹介していきたいと思います。

 


甲子園の春と夏の違いはなに?呼び方・選出方法・優勝旗

ここでは甲子園の春と夏の違いに関してまとめていきたいと思います。

違いとしては主に、それぞれの大会の呼び方、出場校の選出方法、優勝旗などがあるようですね。

それ以外にも詳しく見ていきましょう。

 

大会の呼び方が違う

春と夏で年に2回ある甲子園ですが、それぞれの大会の正式名称は以下となります。

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■正式名称

  • 春の甲子園 → 選抜高等学校野球大会
  • 夏の甲子園 → 全国高等学校野球選手権大会[/aside]

このことから、春の甲子園は「センバツ」「選抜甲子園」「春の高校野球」と呼ばれることが一般的です。

夏の甲子園は「選手権」「夏の高校野球」と呼ばれることが一般的となっています。

 

大会の主催が違う

春と夏の甲子園で主催が以下のように異なっています。

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■甲子園の主催

  • 春の甲子園 → 毎日新聞 と 日本高等学校野球連盟
  • 夏の甲子園 → 朝日新聞 と 日本高等学校野球連盟[/aside]

日本高等学校野球連盟は共通で新聞社が異なるようですね。

 

出場校の選出方法が違う

大会に出場する高校の選出方法が違います。

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■春の甲子園 選出方法

開催大会の前の秋季地区大会の成績、地域的なバランスや注目度などを考慮し、各都道府県の高校野球連盟推薦校の中から選出されます。

また、選出には予選などがないことも特徴の一つです。

そのため、たとえ秋季大会で初戦敗退した学校であっても選出される可能性があり、選考委員会が秋季大会やその他様々な判断材料から出場校を決めるのですね。

地域ブロックは、北海道、東北、関東、東京、東海、北信越、近畿、中四国、九州に分けられています。

また、春の甲子園にのみあるのが「特別枠」になります。

  • 神宮大会枠:秋季地区大会の勝者が集う「明治神宮野球大会」。その優勝校が所属する地区に1枠を割り当てる。
  • 21世紀枠:野球だけではなく、文武両道や地域貢献、災害や練習環境のハンデをなど、いくつかの選考ポイントを満たした高校が3枠選出されます。
  • 記念大会枠:基本的に出場校は32校ですが、第〇5回大会などのように下一桁が「5」の時は2枠追加、第〇0回大会などのように下一桁が「0」の時は4枠追加といった記念大会枠があります。
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■夏の甲子園 選出方法

各都道府県大会で優勝した高校がその都道府県の代表校として全国大会に出場します。

北海道は南北に分かれて2校、東京は東西に分かれて2校が出場することになっていますね。

そのため、夏の甲子園の出場校は全部で「49校」となります。

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優勝旗が違う

春と夏の甲子園で優勝旗が違うようです。

■春の甲子園 紫紺の優勝旗

甲子園の春と夏の違いはなに?それぞれの見どころも紹介!

 

■夏の甲子園 深紅の優勝旗

甲子園の春と夏の違いはなに?それぞれの見どころも紹介!

 

大会の進め方(トーナメント)が違う

春と夏の甲子園では大会のトーナメントの進め方が違います。

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■春の甲子園 大会のトーナメントの進め方

大会の開幕前の抽選会で決勝戦までの全ての組み合わせと試合日程が決定されます。

そのため、発表された組み合わせから勝敗などの予測を立てて楽しみやすいのが春の甲子園の特徴となっています。[/aside] [aside type=”boader”]

■夏の甲子園 大会のトーナメントの進め方

大会の開幕前の抽選会では「準々決勝」までの組み合わせと試合日程が決定されます。

準々決勝以降の組み合わせは、そこまで勝ち残った学校で再度抽選会を行い、決勝までの組み合わせと日程が改めて決定される形です。[/aside]

 

開会式が違う

春と夏の甲子園では「開会式」に関しても違いがあります。

入場曲、出場校入場時のプラカード、始球式に関して紹介していきたいと思います。

 

入場曲

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■春の甲子園 入場曲

入場行進曲となるのは、その年の流行歌やテーマソングが毎回選定されて決められています。

2021年の春の甲子園の入場曲はFoorin(フーリン)の「パプリカ」となっていました。

この入場曲は前回大会(2019年開催)と同様となりますが、2020年は春夏ともに甲子園は中止となってしまったために、「復活」のメッセージを込めて同じ曲が採用となったようです。[/aside] [aside type=”boader”]

■夏の甲子園 入場曲

入場行進曲となるのは、「全国中等野球行進曲」という曲が毎回使われています。

この曲は80年以上の歴史がある、甲子園の伝統となる曲なのですね。[/aside]

 

プラカード

開会式で注目されるのは、代表校のプラカードを持つ「プラカードガール」です。

この「プラカードガール」に関して春と夏とで違いがあるようです。

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■春の甲子園 

春の甲子園には「プラカードガール」はいません

プラカードを持つのは、各代表校の生徒から選ばれています。

メンバー入りできなかった部員やマネージャーなど、各校趣向を凝らしているようですね。[/aside] [aside type=”boader”]

■夏の甲子園

甲子園球場の地元の西宮高校から選出された生徒が「プラカードガール」としてプラカードを持ちます。[/aside]

 

始球式

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■春の甲子園

地元地域の小学生の中から募集をかけて始球式を行うのが通例となっています。

これから野球を始める子供たちにとって、夢の舞台となっているのですね。

※2021年の春の甲子園は小学生を対象とした始球式は中止となっています。[/aside] [aside type=”boader”]

■夏の甲子園

夏の甲子園の始球式に関しては、毎年思考を凝らして始球式の人員を選出しています。

第100回目の「記念大会」においては、松井秀喜さんや桑田真澄さんなど、往年のレジェンドプレイヤーが各試合の始球式をリレー形式で務めるなど、話題を集めました。

2021年の夏の甲子園の始球式は、昨年に大会が中止となり出場できなかった元球児として、現役医大生が務めたことでも話題となっています。[/aside]

 

日程が違う

春と夏の甲子園では大会の日程に関しても違いがあります。

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■春の甲子園

毎年3月中旬以降から12日~13日間の日程で行われます。

選手の身体的負担を考え、準々決勝の翌日、準決勝の翌日に休養日1日が設けられています。[/aside] [aside type=”boader”]

■夏の甲子園

毎年8月初旬頃から15日~17日間の日程で行われます。

春と同じく、準々決勝と準決勝の翌日に休養日が1日設けられているのと、さらに準々決勝の前日も休養日となっています。[/aside]

 

甲子園の春と夏の違いはなに?プロ野球との違いも紹介!

ここでは、甲子園の春と夏の違いに併せてプロ野球との違いに関しても紹介していきたいと思います。

そこまで野球には詳しくないけど、甲子園など高校野球になると毎年見ているといった、野球にあまり詳しくない方にも違いが分かるように紹介していきます。

 

使用道具の違い

高校野球とプロ野球の使用する道具の中で大きな違いといえば「バット」です。

高校野球では基本的には金属バッドが使用されていますね。

プロ野球では木製のバットが義務付けられています。

これらバットの違いとしては、

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  • 金属バット:飛距離が伸びやすい
  • 木製バット:飛距離が出にくい[/aside]

高校野球でも木製バットは使用可能ですが、比較しても飛距離が出にくい木製バットを使用する選手はいませんね。

そのため、高校野球では金属バットを使用するのが通例となっています。

 

盗塁にも違いがある

高校野球では点差がいくら開いていても盗塁を試みて一点でも多く点数を取る戦術を取り入れるのが通常です。

そのため、盗塁の記録も付けられます。

一方、プロ野球では、ある程度の点差が付くと「暗黙の了解」で盗塁はしないことになっています。

ルールとして盗塁が禁止されているワケではありません。

仮に点差が開いた時にも盗塁をすることは認められていますが、記録が付かないのが通常です。

プロ野球の場合では、点差が付くと「暗黙の了解」で点差が付くと盗塁をする選手はほとんどいないのです。

 

コールドゲーム

高校野球ではよく見かける「コールドゲーム」ですが、地方大会では5回10点差、7回7点差が付いた時点でコールドゲームが成立し、試合終了となります。

甲子園の大会では点差によるコールドゲームは無いため、点差に関わらず9回まで試合が続きます。

プロ野球にはコールドゲームがなく、いくら点差が付いていても9回まで試合が続けられるようになっているのですね。

 


甲子園の春と夏の違いはなに?プロ野球との違いも紹介・まとめ

今回は、甲子園の春と夏の大会の違い、また甲子園の高校野球とプロ野球との違いをまとめてきました。

甲子園の春と夏の違いに関しては、大会の呼び方や出場校の選出方法、優勝旗や開会式に違いがありましたね。

プロ野球との違いは、使用する道具としてバッドの違いがありました。

明確なルールとして決められているワケではありませんが、やはりプロ野球のほうが厳しい条件で試合を行っている印象を受けました。

今回で第103回目の開催となる夏の甲子園、どのようなドラマが展開されるのか非常に楽しみですね!